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2010年6月19日 (土)

日本はそんなに悪い国なのかーアッツ島玉砕

     ー第四部 対談・靖国問題を考えるー(上坂冬子)より引用

東条英機が泣き伏されたあの電報は、山崎保代部隊長が
最後に打ったものでした。


  アッツ島守備の大命を拝して守備にあたったが、アメリカの
  海兵三個師団が上がってきて守備の任務を達せなくなった。
  まことに申し訳ない。明日早朝を期して全軍突入する。
  同時にいっさいの通信機を破壊する。
  暗号書は焼却する。
  皇国の無窮を祈る。


たいへん悲壮な電報です。

この件で天皇陛下に拝謁された杉山元参謀総長に、記録
のため質問をしたとき、最後に
「瀬島、役所へ戻ったらアッ
ツ島の山崎部隊長に電報を打て」と言われるのです。

私は、山崎部隊長はすでに亡くなっており、通信機もみんな
壊していますので、電報を打つことは無理だと思いました。
それでもどのような内容の電報を打つのかを聞いたところ、
「アッツ島部隊は非常に最後までよくやった。そう陛下が
おっしゃられていた、と打て」と。

私は「閣下、ご承知の通り、いまの時間では玉砕をしており
ますし通信機も壊れていますから電報を打っても届きません」
と返事をしました。すると杉山さんは、

「それは瀬島のいう通りだ。自分も陛下が電報を打てと
おっしゃったときは、同じ事を申し上げた。すると陛下は
『届かなくてもいいから電報を打ってやれ』とおっしゃった」と。

その瞬間私は涙がどっと出て、手帳に書くこともできなく
なりました。

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